簏袋(読み)すりぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「簏袋」の意味・読み・例文・類語

すり‐ぶくろ【簏袋】

  1. 〘 名詞 〙 語義未詳。竹で編んだかごとも、火打ち具を入れる袋とも、すり染めの袋ともいう。
    1. [初出の実例]「針袋これはたばりぬ須理夫久路(スリブクロ)いまは得てしか翁さびせむ」(出典万葉集(8C後)一八・四一三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android