籠中の鳥(読み)こちゅうのとり

精選版 日本国語大辞典 「籠中の鳥」の意味・読み・例文・類語

こちゅう【籠中】 の 鳥(とり)

  1. 籠の中の鳥。また、自由にならない身。束縛されている身、とらわれの身などにたとえる。
    1. [初出の実例]「討ふ共、縛らふ共、籠中(コチウ)の鳥に候と語りけるこそふしぎなれ」(出典浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む