ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「粘性ダンパ」の意味・わかりやすい解説 粘性ダンパねんせいダンパviscous damper 流体の粘性抵抗を利用したダンパで,ダンパの運動速度に比例した力が得られる。流体には,粘性係数が高く,さらに温度変動による粘性変化が小さいシリコーン油がおもに使用される。構造形式には平行板型,ピストン流孔型,その他があるが,いずれも大きな出力の場合には用いられない。 (→油圧ダンパ ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報