糾明・糺明(読み)きゅうめい

精選版 日本国語大辞典 「糾明・糺明」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐めい キウ‥【糾明・糺明】

〘名〙 罪、不正などを問いただし、悪い所を追及してはっきりさせること。糺問。糾行。
神皇正統記(1339‐43)中「天皇おどろき給て、糺明におよばず、右大臣に召仰て、すでに誅せらるべきになりぬ」
※死の棘(1960)〈島尾敏雄〉「妻にかくしていた行為を糺明(キュウメイ)されたあとでは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報