コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

右大臣 うだいじん

9件 の用語解説(右大臣の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

右大臣
うだいじん

(1) 律令制で,太政大臣左大臣の次に位し,政務を統轄した。太政大臣,左大臣,右大臣を総称して三公という。唐の右丞相,右相府,右府などに相当する。正従二位相当官。職掌は左大臣と同じく太政官の政事,宮中の儀式を総裁した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

う‐だいじん【右大臣】

律令制で、太政官の長官。太政大臣左大臣の次に位し、政務を統理した。右府。右丞相(うしょうじょう)。右僕射(うぼくや)。みぎのおとど。みぎのおおいもうちぎみ。
明治初期の太政官制の官名。初め左大臣と並ぶ最高官であったが、のち太政大臣の下に置かれた。明治18年(1885)内閣制度発足で廃止。

みぎ‐の‐おおいもうちぎみ〔‐おほいまうちぎみ〕【右大臣】

うだいじん(右大臣)

みぎ‐の‐おとど【右大臣】

うだいじん(右大臣)

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

右大臣【うだいじん】

律令制官職の一つ。太政(だいじょう)大臣左大臣とともに太政官の長官。太政官の政務を総理する。645年設置(蘇我石川麻呂が初例),1885年廃止。中世以後は家柄が固定した。
→関連項目九暦大臣内大臣

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

うだいじん【右大臣】

律令制で、太政官の官名の一。太政大臣・左大臣に次ぐ。左大臣と同じく太政官の政務を統括する。右丞相。右府。みぎのおおいもうちぎみ。みぎのおとど。
明治初期、太政官制の官名の一。三条実美・岩倉具視が任ぜられた。内閣制度発足により廃止。

みぎのおおいもうちぎみ【右大臣】

みぎのおとど【右大臣】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

右大臣
うだいじん

(1)令(りょう)制の官職。太政(だいじょう)大臣、左(さ)大臣とともに太政官の中枢を構成。地位は左大臣に次ぐが、その職掌、官位相当とも左大臣と同じで、衆務を統理し、綱目を挙(あ)げ持(と)り、庶事を惣判(そうはん)することを任務とし、二品(にほん)、二位相当官である。『日本書紀』によれば、大化改新での新人事で、蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらのやまだのいしかわのまろ)が任ぜられたのが初見である。天智(てんじ)朝には官制として成立していたらしいが、大宝(たいほう)令制との異同は不詳。唐名の大保(たいほ)に比するのが一般的であるが、この官職名は日本独自のもので、その由来については前代の大臣(おおおみ)に関連するとの見方もあるが確証はない。奈良時代には太政官最高位に位置することも多かったが、平安時代に入るとその地位は名目化した。(2)明治初期の官制。1869年(明治2)、版籍奉還後の太政(だじょう)官制の改革により、左大臣とともに天皇を輔佐(ほさ)する最高官として設けられ、三条実美(さねとみ)が任ぜられた。71年、廃藩置県後の改革で一時廃官されたが、直後に再置され、太政大臣の下に置かれて、左大臣、参議とともに正院を構成し、岩倉具視(ともみ)が任ぜられた。85年内閣制度が成立し、廃された。[佐藤宗諄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の右大臣の言及

【左大臣・右大臣】より

…令制太政官の筆頭官職名。律令国家の中央行政機構である太政官には最高官職として太政大臣,左・右大臣の3大臣が置かれていたが,太政大臣は原則として栄誉の官職で,左・右大臣が国家行政の責任者とされた。645年(大化1)左大臣に阿倍内麻呂,右大臣に蘇我倉山田石川麻呂が任じられたのが初例で,浄御原令,大宝令を経て大臣の制度が整備された。…

※「右大臣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

右大臣の関連キーワード六調子起聯四蔵律・慄・率・立四部律鍵酵素律(仏教)律(詩歌)律(法制)

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

右大臣の関連情報