最新 地学事典 「紅河剪断帯」の解説
こうがせんだんたい
紅河剪断帯
Red River shear zone
チベット高原南東部からベトナム・トンキン湾にかけて約1,000kmに及ぶ大規模横ずれ剪断帯。紅河断層とも。南中国地塊とインドシナ地塊の大陸衝突境界をなすとともに,ベトナム縦貫造山帯の北縁となる。アルカリ岩を含む多様な花崗岩類とともに,時計回りの変成履歴を示すボーキサイト起源の低温エクロジャイト相変成岩など多様な衝突型変成岩類が分布し,変成年代は214Maよりも古いことが明らかにされている。
執筆者:小山内 康人
参照項目:ベトナム縦貫造山帯
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

