最新 地学事典 「南中国地塊」の解説
みなみちゅうごくちかい
南中国地塊
South China block
中国,揚子江流域の,主に原生代地殻からなる大陸塊。約7億年前に超大陸ロディニアから分裂,三畳紀中頃に北中国地塊と合体して東アジアの一部となった。東南のカタイシア塊と西北の揚子塊からなる。古生代には日本やロシア沿海州を含む地塊(Greater South China)をなしていた。古生代の厚い浅海石灰岩から温暖なテチス型動物化石を多産。日本の古生界は産出化石や砕屑粒子がカタイシアに似ており,日本はカタイシアの太平洋側縁辺に起源をもつ。参考文献:Y. Isozaki(2019) Island Arc, vol. 28: e12296
執筆者:磯﨑 行雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

