紙白粉(読み)カミオシロイ

デジタル大辞泉 「紙白粉」の意味・読み・例文・類語

かみ‐おしろい【紙白粉】

薄紙に練りおしろいを付着させて乾かしたもの。携帯して化粧直しに使う。おしろいがみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙白粉」の意味・読み・例文・類語

かみ‐おしろい【紙白粉】

  1. 〘 名詞 〙 ねりおしろいの濃いものを紙に塗って乾かしたもの。手帳型に作り、携帯用白粉とする。おしろい紙。
    1. [初出の実例]「紙おしろい 紙白粉は白と紅とありまして、専ら軽便を主としてゐます」(出典:上品でいきな化粧の秘訣(1918)〈平岡静子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android