紙矧(読み)かみはぎ

精選版 日本国語大辞典 「紙矧」の意味・読み・例文・類語

かみ‐はぎ【紙矧】

  1. 〘 名詞 〙 矢の羽茎(はねぐき)上下を紙で巻くこと。また、その紙。
    1. [初出の実例]「弓矢事〈略〉鷲の羽。何にても用、四羽にはぐ也。何もはぎ糸の上をば紙はぎにする也」(出典:布衣記(1295頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android