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上下 じょうげ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

上下
じょうげ

広島県東部,府中市北部を占め,吉備高原にある地区。旧町名。 1897年町制。 1954年矢野,清岳,吉野の3村および階見 (しなみ) 村の一部と合体。 2004年4月府中市に編入。瀬戸内海側斜面の芦田川水系と日本海側斜面の江 (ごう) 川水系の分水界に位置する。

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デジタル大辞泉の解説

うえ‐した〔うへ‐〕【上下】

位置・場所などの上と下。じょうげ。「書棚の上下を入れ替える」
(「うえしたになる」の形で)上と下が逆になる状態。さかさま。「揺れて積み荷が上下になる」
身分の上下。また、身分の上の者と下の者。官と民。〈日葡

かみ‐しも【上下】

かみと、しも。うえの部分と、したの部分。身分の上位と下位、川上と川下、上半身と下半身、舞台の上手と下手、上の句と下の句など。
「大井川かはのしがらみ―に千鳥しば鳴く夜ぞふけにける」〈夫木・一七〉
いろいろな事。諸事。
「殿の事とり行ふべき―定めおかせ給ふ」〈・須磨〉
衣服のうえと、した。また、それが対をなす衣服。
㋐上代、上着と袴(はかま)。
「此の嬢子(をとめ)を得ることあらば、―の衣服を避(さ)り」〈・中〉
㋑平安時代から室町時代にかけて、狩衣(かりぎぬ)水干直垂(ひたたれ)素襖(すおう)などの上着と袴とが同じ地質と染め色のもの。
「浅黄の―着たる翁の」〈宇治拾遺・一二〉
㋒(「裃」とも書く)江戸時代の武士の礼装・正装。肩衣(かたぎぬ)と、同じ地質と染め色の、わきの広くあいた袴とからなり、紋付きの熨斗目(のしめ)または小袖の上に着る。麻上下を正式とし、長上下と半上下の別がある。のち、半上下は庶民にも公務や冠婚葬祭などには着用が許された。

かる‐める【下/乙】

邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり。

しょう‐か〔シヤウ‐〕【上下】

[名](スル)
うえとした。じょうげ。
身分の高い人と低い人。統治者と人民。
「尚―長少の義理人情を重んじ」〈福沢福翁百話
あがることとさがること。あがりさがり。あげさげ。
「結論の価値を―しやすい思索家」〈漱石三四郎
意見や言葉をやりとりすること。
「彼は倦まずに其等の人と議論を―した」〈虚子・柿二つ〉

じょう‐か〔ジヤウ‐〕【上下】

上と下。また、上級と下級。じょうげ。
二院制議会で、上院と下院。「上下両院」

じょう‐げ〔ジヤウ‐〕【上下】

[名](スル)

㋐高い所と低い所。高い方と低い方。「乱気流で機体が上下に揺れる」「棚を上下に仕切る」
㋑あげたりさげたりすること。あがったりさがったりすること。「手旗を上下する」「上下するエレベーターが見えるビル」
衣服で、上半身用のものと下半身用のもの。洋服ではスーツ、和服では裃(かみしも)をさすことが多い。「紺の上下にレジメンタルのネクタイ」「上下がちぐはぐな服装」
本など、ひとまとまりの内容をもつものを二つに分けた、始めのほうと後のほう。「上下の巻をまとめて買う」
地位・身分・年齢などの、上位と下位。また、その人。「上下関係にうるさい職場」「上下の別なくもてなす」
数値の高いほうと低いほう。また、数値が高くなったり低くなったりすること。「得点の上下に開きがある」「相場が激しく上下する」
川上と川下を行き来すること。のぼりくだり。「利根川を上下する船」
鉄道や道路などの、都へ向かう方と都から離れる方。また、それぞれの方向へ行き来すること。のぼりくだり。「東名高速を上下する車」「上下線」
行きと帰り。往復。
「一人乗一挺(いっちょう)誂(あつ)らえて来てお呉れ、浜町まで―」〈二葉亭浮雲
ことばのやりとり。討論。問答。
「その論を―し給ひ」〈折たく柴の記・下〉

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大辞林 第三版の解説

うえした【上下】

上と下。上下じようげ。 「 -そろいの服」
上と下とが逆の状態。さかさま。 「 -になる」
身分の上の者と下の者。官と民。 〔日葡〕

しょうか【上下】

( 名 ) スル
上と下。じょうげ。
かみとしも。為政者と人民。 「泰平うち続き-游惰ゆうだに流るるより/近世紀聞 延房
あがることとさがること。あげさげ。 「騎馬の警吏頻しきりに-して/魔風恋風 天外
意見をやりとりすること。 「主公と議論を-して/福翁百話 諭吉

じょうか【上下】

( 名 ) スル
上と下。じょうげ。
のぼりおりすること。 「山坂を-するもの多く此の処に休憩す/雪中梅 鉄腸

じょうげ【上下】

( 名 ) スル
位置的に、上と下。高いところと低いところ。 「 -を入れ替える」 「 -を一センチずつ切る」 「手を-に動かす」
上がることと下がること。上げることと下げること。 「階段を-する足音」 「ランプを-して合図する」
身分・階級などの高いものと低いもの。 「 -の別なく扱う」 「恋に-の隔てなし」
道路・河川などを上ることと下ること。往来すること。 「 -線とも不通」 「大川を-する船」
飛脚・人足など街道を上り下りするもの。 「この街道では-のものや供のものへは飯を山もりにして出すといふことだ/滑稽本・膝栗毛 5
衣服で、上着とズボンで一組になっているもの。 「ツイードの-」
かみしも。肩衣かたぎぬと袴はかま。 「 -とつて、ささ奥へ/歌舞伎・矢の根」
二部に分かれて一組になっているもの。 「 -二巻の辞書」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

上下
じょうげ

広島県東部、甲奴(こうぬ)郡にあった旧町名(上下町(ちょう))。現在は府中(ふちゅう)市上下町地区。1897年(明治30)町制施行。1954年(昭和29)矢野、清岳(きよたけ)、階見、吉野の4村と合併。その後、2004年(平成16)府中市に編入。旧上下町は、吉備(きび)高原上にあり、瀬戸内海へ注ぐ芦田(あしだ)川と、日本海へ注ぐ江の川(ごうのかわ)の支流上下川の分水界にあたる。JR福塩(ふくえん)線、国道432号が通じる。中心地区の上下は江戸中期には天領で代官所が置かれた。南西部の矢野にはラジウム泉で知られる矢野温泉がある。「久井(くい)・矢野の岩海(がんかい)」は周氷河期地形で国指定天然記念物。「上下の弓神楽(ゆみかぐら)」は県指定無形民俗文化財。[北川建次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の上下の言及

【飛脚】より

…人足としての飛脚は,最近まで大阪の私鉄沿線で客の依頼により品物を購入して運ぶ飛脚屋として残っていた。なお近世には人足としての飛脚を上下(じようげ)と称することがある。【藤村 潤一郎】
[古代,中世]
 飛脚の語は,だいたい平安時代の末ごろから現れ,中世以降頻出する。…

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