終の煙(読み)ツイノケブリ

デジタル大辞泉 「終の煙」の意味・読み・例文・類語

つい‐の‐けぶり〔つひ‐〕【終の煙】

火葬の煙。また、死んで火葬に付されること。
「いかにせん―の末ならで立ちのぼるべき道もなき身を」〈続拾遺・雑下〉

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精選版 日本国語大辞典 「終の煙」の意味・読み・例文・類語

つい【終】 の 煙(けぶり)

  1. 火葬の際に立ちのぼる煙。転じて、死ぬこと。
    1. [初出の実例]「いかにせんつゐの煙のすゑならで立のほるへき道もなき身を〈鴨長明〉」(出典:続拾遺和歌集(1278)雑下・一二七七)

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