終の煙(読み)ツイノケブリ

デジタル大辞泉 「終の煙」の意味・読み・例文・類語

つい‐の‐けぶり〔つひ‐〕【終の煙】

火葬の煙。また、死んで火葬に付されること。
「いかにせん―の末ならで立ちのぼるべき道もなき身を」〈続拾遺・雑下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「終の煙」の意味・読み・例文・類語

つい【終】 の 煙(けぶり)

  1. 火葬の際に立ちのぼる煙。転じて、死ぬこと。
    1. [初出の実例]「いかにせんつゐの煙のすゑならで立のほるへき道もなき身を〈鴨長明〉」(出典:続拾遺和歌集(1278)雑下・一二七七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む