終末細気管支(読み)シュウマツサイキカンシ

デジタル大辞泉 「終末細気管支」の意味・読み・例文・類語

しゅうまつ‐さいきかんし〔‐サイキクワンシ〕【終末細気管支】

気管支分岐を繰り返して内径1ミリメートル以下になった細気管支という領域の末端部。気管支壁に肺胞構造が出現する呼吸細気管支手前(気管側)にあり、ガス交換には関与しないことから、非呼吸細気管支とも呼ばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の終末細気管支の言及

【気管支】より

…肺と外界とを結ぶ空気の通り路を気道というが,その主要部分で,気管分岐部から終末細気管支までをいう。人間では,気管は第4胸椎の高さで左右に枝分れする(気管分岐部)。…

※「終末細気管支」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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