組入れ(読み)クミイレ

デジタル大辞泉 「組入れ」の意味・読み・例文・類語

くみ‐いれ【組(み)入れ】

組み入れること。
順に重ねて中に入れられるような仕組みに作られていること。また、そのもの。いれこ。「組み入れ重箱
神前供物などを盛る白木製の角盆三つをひと組に、いれこに作る。
組み入れ天井」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の組入れの言及

【天井】より

… 平安前期までの天井は組入天井か化粧屋根裏で,組入天井が正式であった。このため平安時代には天井を単に〈組入れ〉といっている。10cm角の細かい格子を組んだ天井である。…

※「組入れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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