精選版 日本国語大辞典 「三つ」の意味・読み・例文・類語
み‐つ【三つ】
〘名〙 (「つ」は接尾語)
[一] 数の名。さん。
② 第三。
(イ) 物の順序としての第三番目を表わす。
(ロ) 奈良、平安時代の定時法における十二辰刻の一つを四等分したものの第三。
③ 三歳。
[二] (「褌」とも書く) 褌(ふんどし)の腰にまわす横の部分と、股下をおおう縦の部分が交差し、丁字形になっているあたりの呼び名。また、相撲で、まわし、またはまわしの部分をいうのに用いる。「たてみつ」「前みつ」など。
※雑俳・柳多留‐一五一(1838‐40)「ソレ名虎(なとら)三ツをと笏(しゃく)を握り詰め」
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