経制銭(読み)けいせいせん(その他表記)jing-zhi-qian; ching-chih-ch`ien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「経制銭」の意味・わかりやすい解説

経制銭
けいせいせん
jing-zhi-qian; ching-chih-ch`ien

中国,南宋の国家歳入項目の一つ。諸種の税収入の徴税率を引上げ,増徴分をまとめて経制銭といった。建炎2 (1128) 年から行われ,主として軍事費にあてられた。初め権添酒銭,量添売糟銭 (以上酒専売の増収) ,官員等請給頭子銭 (役人の給与天引き) ,増添田宅牙税銭 (不動産取引時の牙税の増収) ,楼店務増添三分房銭 (官営建造物賃貸料の増収) の5種から成っていたが,のち諸路無額銭,鈔旁定帖銭 (証書用紙の売上げ収入) が加わり7種となった。

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