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経管栄養 ケイカンエイヨウ

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デジタル大辞泉の解説

けいかん‐えいよう〔ケイクワンエイヤウ〕【経管栄養】

食事を口から摂れない患者に対して、鼻や腹部に形成した瘻孔(ろうこう)からチューブを使って栄養補給を行うこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

経管栄養
けいかんえいよう

管を用いて胃に直接栄養を送ることをいう。栄養は、食事によって口からとるのが最良であるが、舌、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、食道に疾患があって嚥下(えんげ)運動に障害のある患者、口腔(こうくう)や食道の手術後で手術部位を清潔かつ安静に保ちたい患者、意識不明、拒食症の患者などにはこの方法を用いる。管は一般には鼻腔または口腔を経るが、直接、胃や小腸内に挿入する方法もある。栄養はすべて流動食として注入されるが、各種の栄養素と必要摂取量は医師により処方される。注入に際しては流動食を体温程度に温め、肺に入らないように注意する。そのためには、最初に少量の水を通して、管が正しく胃に入っているかどうかを確認する。注入中に患者が咳(せき)込んだりむせたりしたら、ただちに注入を中止する。流動食の注入はゆっくり行い、けっして速すぎないこと。心理的な効果のために、許されれば、注入する流動食のごく少量を患者の口の中に入れて味わわせるとよい。[山根信子]

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世界大百科事典内の経管栄養の言及

【流動食】より

…嚥下が困難なため流動食を余儀なく摂取しているような場合には,食物が気管に誤って入らないような姿勢で(あごを引いて)食べることや,むせて吐いたものなどが気管に入らないように顔を横に向けたり,身体を横向きにする必要がある。意識障害や強度の嚥下障害のため,誤って嚥下する危険がある場合には,チューブを直接,胃に入れて栄養を補給する経管栄養の方法も用いられている。 流動タイプにできる食品は限られるが,近年ではジューサーやミキサーによって普通食に近いものを流動状にすることができ,便利になってきている。…

※「経管栄養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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