チューブ(その他表記)tube

翻訳|tube

デジタル大辞泉 「チューブ」の意味・読み・例文・類語

チューブ(tube)

流体を通す筒・管。
絵の具・練り歯磨きなどを、押し出して使用する容器
タイヤの中側にある、空気を入れたゴム管
ブラウン管のこと。また、テレビ近年では、インターネットで動画を共有するサービスの名称にも用いられる。
筒状のもの。サーフィンでいう、波のトンネルなど。
(Tube)ロンドン地下鉄の通称。トンネルの形が筒状であることから。
[類語](1くだかんパイプホース

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精選版 日本国語大辞典 「チューブ」の意味・読み・例文・類語

チューブ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] tube )
  2. くだ。筒。管。
    1. [初出の実例]「ゴトッゴトッと〈略〉厚味のある音をチューブの中でスティームがたててくれる」(出典:大津順吉(1912)〈志賀直哉〉二)
  3. 鉛やビニールなどでできていて円筒の一方の端をつぶした形の容器。絵の具・練り歯磨・軟膏などクリーム状のものを入れ、絞り出して用いる。〔外来語辞典(1914)〕
    1. [初出の実例]「レモンヱロウの絵具をチューブから搾り出して」(出典:檸檬(1925)〈梶井基次郎〉)
  4. タイヤの中にある、空気を入れるゴム製・中空のドーナツ状の袋。
    1. [初出の実例]「半分ばかり空気の入った自動車のチューブらしい丸いものを二つ」(出典:路(1947)〈藤枝静男〉)
  5. 筒状のもの。サーフィンでいう、波のトンネルなど。

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サーフィン用語集 「チューブ」の解説

ちゅーぶ 【チューブ Tube】

うねりが深い所から急に浅いところに来ると、波は上部からだらだらと崩れずに、リップが飛び水の空洞ができることがある。或いはその空洞のことをチューブと言う。そのチューブにライディングをしながら入り、また出てくることが究極テクニックとされている。

出典 (株)デジサーフ、(株)セキノレーシングスポーツサーフィン用語集について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チューブ」の意味・わかりやすい解説

チューブ

「インナーチューブ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のチューブの言及

【管】より

…中空の物体で,長短の差はあるが,比較的その径に比して長さの長いものを総称していう。管(かん),チューブtube,パイプpipeなどともいう。材質は生体から金属まで多岐にわたっており,ゴムや布などでつくられた柔軟なものはホースhoseと呼ばれる。…

【地下鉄道】より

…世界最古の歴史をもつロンドンの地下鉄はロンドン運輸公社の経営で,8路線388km(うち164kmが地下区間),輸送人員4億9800万人(1982)となっている。この地下鉄はチューブと呼ばれる深層線で,場所によっては地下50m以上に達している。パリの地下鉄は1900年に開通し,パリ運輸公社の経営で,15路線192km(うち177kmが地下区間),輸送人員11億3000万人(1982)となっている。…

※「チューブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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