絹糸の労咳(読み)きぬいとのろうがい

精選版 日本国語大辞典 「絹糸の労咳」の意味・読み・例文・類語

きぬいと【絹糸】 の 労咳(ろうがい・ろうげい)

(「労咳」は肺結核のことで、これにかかると細長い絹糸のようにやせ細るところから) 肺結核にかかったようにやせて背が高いことをいう。
洒落本自惚鏡(1789)きをい「ばかにひょろなげいせいだの。きぬいとのろうげいといふもんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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