続本藩実録(読み)ぞくほんぱんじつろく

日本歴史地名大系 「続本藩実録」の解説

続本藩実録
ぞくほんぱんじつろく

二二巻二二冊 横尾仲治ほか編

成立 慶応元年

原本 高鍋町歴史総合資料館

写本 高鍋町歴史総合資料館(巻一八―二二欠本)東京大学史料編纂所

解説 宝暦一一年から安政元年までの高鍋藩の藩史。明倫堂教授横尾仲治(諱は敬)らが藩命によって編纂に着手したのは嘉永五年であった。横尾敬の自序には「起宝暦辛巳止嘉永壬子」とあり、初稿本は嘉永五年で終わっていたと思われる。嘉永六年と安政元年の二ヵ年分はその後のある時期、おそらく「続々本藩実録」の稿を起こすにあたって関連させる意味で書足されたものとみられている。

活字本宮崎県史料」第三巻・第四巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android