綱脇龍妙(読み)ツナワキ リュウミョウ

20世紀日本人名事典 「綱脇龍妙」の解説

綱脇 龍妙
ツナワキ リュウミョウ

明治〜昭和期の僧侶 身延深敬園長・理事長;日蓮宗大僧正;大明寺(横須賀市)住職



生年
明治9年1月24日(1876年)

没年
昭和45(1970)年12月5日

出身地
福岡県

別名
法名=日琢,号=深敬院

主な受賞名〔年〕
朝日新聞社保健文化賞〔昭和28年〕

経歴
16歳の時、日蓮宗末寺の僧侶となる。明治39年身延山久遠寺に参詣した折、悲惨な野宿生活をしているハンセン病患者に出会ったことがきっかけで、ハンセン病患者救済活動に取り組む。明治39年12月日本人による初のハンセン病患者施設・身延深敬園を開設した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android