網代帆(読み)あじろほ

精選版 日本国語大辞典 「網代帆」の意味・読み・例文・類語

あじろ‐ほ【網代帆】

  1. 〘 名詞 〙 網代でつくった帆。笹帆(ささほ)。〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の網代帆の言及

【ジャンク】より

…(3)帆は檣(ほばしら)に非対称にかかる縦帆,すなわちラグスルで,蛇腹式に伸縮する。材質は,古くはシュロやササの葉を籠目に編んだ竹で挟んだ網代帆(あじろほ)で,近世以降は布製の伸子帆(しんしほ)(横方向に多数の竹の骨が入っている)である。【小佐田 哲男】 英語でjunkと表記されるジャンクの語の原型は,すでに14世紀,オドリクやイブン・バットゥータの旅行記に見え,中国語の船(chuán)に由来するか,あるいはジャワ語,マレー語のjong,ajongからくるとする考えが有力である。…

※「網代帆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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