総泣き(読み)そうなき

精選版 日本国語大辞典 「総泣き」の意味・読み・例文・類語

そう‐なき【総泣・総鳴・惣泣・惣鳴】

  1. 〘 名詞 〙 一斉に泣くこと。鳥などが一斉に鳴きたてること。
    1. [初出の実例]「鳥がなけばそなたにもなく我もなく惣泣にする衣々の袖」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む