繊ゆ(読み)そびゆ

精選版 日本国語大辞典 「繊ゆ」の意味・読み・例文・類語

そび・ゆ【繊】

  1. 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ほっそりとする。すらりとする。しなやかで、なまめかしいさまである。
    1. [初出の実例]「せんじの君はささやけ人の、いとほそやかにそひへて」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘六年正月一日)

繊ゆの補助注記

「そいゆ(そひゆ)」とする説がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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