繰り懸く(読み)クリカク

デジタル大辞泉 「繰り懸く」の意味・読み・例文・類語

くり‐か・く【繰り懸く】

[動カ下二]
たぐってひっかける。
われ千筋の糸を―・けしを」〈謡・土蜘蛛
繰り返して仕掛ける。
木芙蓉の花に呪文を―・くれば」〈浄・国性爺後日〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む