缶を蒙って壁に向かうが如し(読み)ほとぎをこうむってかべにむかうがごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

ほとぎ【缶】 を=蒙(こうむ)って[=被(かむ)って]壁(かべ)に向(む)かうが如(ごと)

  1. 前途の全くわからないこと。また、すぐ前にある危険に気づかず、自分からそれに近づくことのたとえ。
    1. [初出の実例]「一日乍別涙、罷出御所之後、不審端多雖余。実如瓫向一レ壁」(出典保元物語(1220頃か)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む