缶を蒙って壁に向かうが如し(読み)ほとぎをこうむってかべにむかうがごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

ほとぎ【缶】 を=蒙(こうむ)って[=被(かむ)って]壁(かべ)に向(む)かうが如(ごと)

  1. 前途の全くわからないこと。また、すぐ前にある危険に気づかず、自分からそれに近づくことのたとえ。
    1. [初出の実例]「一日乍別涙、罷出御所之後、不審端多雖余。実如瓫向一レ壁」(出典保元物語(1220頃か)下)

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