精選版 日本国語大辞典 「前途」の意味・読み・例文・類語
ぜん‐と【前途】
〘名〙 (古くは「せんと」「せんど」)
※菅家文草(900頃)五・夏日餞渤海大使帰「初喜二明王徳不一レ孤、奈三何再別望二前途一」
② 将来。これからのなりゆき。さきゆき。前程。
③ たどってきた道すじ。過ぎてきた行路。
[語誌]→「せんど(先途)」の語誌
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報