精選版 日本国語大辞典 「罷寄」の意味・読み・例文・類語
まかり‐よ・る【罷寄】
〘自ラ四〙 「寄る」の謙譲語。
① 道すがら訪ねる。立ち寄る。
※宇津保(970‐999頃)吹上上「つかさのまつりごと人まつかたが侍しをみつけ侍りて、まかりよりて侍しに」
② 重なる。多くなる。
※宇治拾遺(1221頃)一二「年まかりよりて、風重く成て今はただ痢病のみ仕れば」
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