… 日本では奈良時代から記録されており,平安時代の《医心方》にも記述され,歴史を通してたびたび流行を繰り返していた。のちには〈痢病〉あるいは〈あかはら〉などとも呼ばれ,江戸時代の医家たちは,その伝染の迅速性に言及している。明治以後も流行を重ね,1893,94年には全国的な大流行となり,両年とも15万人以上の患者,4万人前後の死者を数えた。…
※「痢病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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