羽二重鬘(読み)はぶたえかつら

精選版 日本国語大辞典 「羽二重鬘」の意味・読み・例文・類語

はぶたえ‐かつらはぶたへ‥【羽二重鬘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はぶたえかづら」とも ) 俳優の用いる鬘(かつら)の名。額帽子(ひたいぼうし)や、髪のはえぎわにはりつける羽二重髪(はぶたえがみ)を用いたりしないで、自然の額のようにつくった女ものの鬘。じびたいかつら(自額鬘)。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ぼうし 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android