翠釜亭(読み)すいふてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「翠釜亭」の解説

翠釜亭 すいふてい

?-? 江戸時代中期の浮世絵師
大坂の人。上方役者の舞台姿半身像をえがいた,天明2年(1782)刊の絵本「翠釜亭戯画譜」をのこす。これは上方役者似顔絵のはやい時期のものである。邦高,子登の印のある円山派の肉筆画「孔雀図」の作者と同一人とする説がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android