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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
→耳介
…硬骨魚類では耳石がとくによく発達しており,卵形囊,球形囊,および壺の各耳石をそれぞれ〈礫石(れきせき)〉〈扁平石〉〈星状石〉と呼び,そのうち扁平石が最も大きい。多くの硬骨魚では頭蓋下部の両側にある耳殻の大半が球形囊で占められていて,その内腔をほとんど満たすようにして扁平石が収まっている。扁平石は魚体の成長とともに大きくなるが,魚種によっては成長のあとがこの石に年輪(成長線)として記録されるため,年齢推定に利用されることがしばしばある。…
※「耳殻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」