精選版 日本国語大辞典 「耳近」の意味・読み・例文・類語
みみ‐ぢか【耳近】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 耳に近いこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「すぐ其耳近にまた笛の音がしたのである」(出典:玄武朱雀(1898)〈泉鏡花〉八)
- ② 聞きなれていること。聞いてわかりやすいこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「わが朝の事は余りに耳近に侍れども、夫も少々申侍るべきなり」(出典:九冊本宝物集(1179頃)五)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...