耳鏡(読み)ジキョウ

デジタル大辞泉 「耳鏡」の意味・読み・例文・類語

じ‐きょう〔‐キヤウ〕【耳鏡】

外耳道やその奥にある鼓膜などを検査するための医療器具。ふつう、金属製で漏斗形をしており、耳の穴に差し入れて用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「耳鏡」の意味・読み・例文・類語

じ‐きょう‥キャウ【耳鏡】

  1. 〘 名詞 〙 耳道内に挿入して鼓膜を検査するための大小種々の漏斗状器具。

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世界大百科事典(旧版)内の耳鏡の言及

【内視鏡】より


[内視鏡の構造]
 目的とする部位により異なった構造の器具が用いられる。体の表面に近い鼻,耳,のど,肛門,腟の内腔を見るためには,それぞれ鼻鏡nosal speculum,耳鏡ear speculum,喉頭鏡laryngoscope,肛門鏡anoscope,腟鏡speculaが用いられる。これらは内腔を広げるための管やへら状のもの,あるいは柄のついた小さい鏡である。…

※「耳鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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