耳雨(読み)じう

普及版 字通 「耳雨」の読み・字形・画数・意味

【耳雨】じう

耳なり。〔二老堂詩話、老人十拗〕予(われ)年七十二、目し、耳中に時と無く風雨の聲を作(な)す。而して實雨は却つて甚だしくは聞えず。因りて一聯を補して云ふ、夜雨聞くこと稀なるも耳雨を聞く 春(すこ)しく見ゆるもを見ると。

字通「耳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android