聖人は危きに近寄らず(読み)せいじんはあやうきにちかよらず

精選版 日本国語大辞典 「聖人は危きに近寄らず」の意味・読み・例文・類語

せいじん【聖人】 は 危(あやう)きに近寄(ちかよ)らず

聖人は身を慎しみ守るから、はじめから危険なことには近づかない。君子は危きに近寄らず。
滑稽本・笑註烈子(1782)一「かけがひなき命を失はん事、いかむとしても薄き氷を踏むにひとし、聖人は危にちかよらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報