肋軟骨（読み）ロクナンコツ

デジタル大辞泉

ろく‐なんこつ【^×肋軟骨】

肋骨と胸骨を結合する軟骨。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ろく‐なんこつ【肋軟骨】

1. 〘 名詞 〙 胸部を構成する軟骨部。肋骨と胸骨を結合する。〔医語類聚（1872）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

肋軟骨
ろくなんこつ

「肋骨」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界大百科事典（旧版）内の肋軟骨の言及

【軟骨】より

…　軟骨基質の成分の違いにより，硝子（ガラス∥しようし）軟骨，弾性軟骨，繊維軟骨が区別される。硝子軟骨(図)は半透明，均質無構造で柔軟性に富み，下等脊椎動物や胎生期の高等動物の内骨格を構成し，成体では関節面，肋軟骨，呼吸器(喉頭，気管，気管支)の壁に存在する。弾性軟骨は多量の弾性繊維を含むため弾力性に富み，耳介や喉頭蓋に存在する。…

【肋骨】より

…サンショウウオ類はふつう肋骨をもっているが短く退化している(ただし，オオサンショウウオはすべての椎骨に短い肋骨をもつ)。　進化の進んだ爬虫類の肋骨は種類によってきわめて多様であるため一般性は見いだしがたいが，トカゲ類のように比較的原型的な種類では，胸部肋骨は背方の骨性部分と胸骨に連結した軟骨性の部分つまり肋軟骨からなっている。ヘビ類の肋骨は骨性で，軟骨部分をもたない。…

※「肋軟骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」