肥料価格安定等臨時措置法(読み)ひりょうかかくあんていとうりんじそちほう

百科事典マイペディア の解説

肥料価格安定等臨時措置法【ひりょうかかくあんていとうりんじそちほう】

肥料の価格安定と輸出調整を図るための法律(1964年)。硫安その他の特定肥料の生産業者および販売業者は農水大臣および通産大臣への届出により価格協定ができ,日本硫安輸出(株)は硫安輸出の独占権をもつこと等を規定。1989年廃止。

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世界大百科事典(旧版)内の肥料価格安定等臨時措置法の言及

【肥料工業】より

…そして1959年スタートの第2次合理化計画に基づくコスト引下げ等の対策も所期の効果をあげることはできなかった。64年には肥料二法に代えて〈肥料価格安定等臨時措置法〉が制定され,新しい価格形成の仕組みが確立された。昭和40年代に入ると,国際需給の拡大見通しと原価引下げの観点から2次にわたる大型化計画が推進された。…

※「肥料価格安定等臨時措置法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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