届(け)出(読み)トドケデ

精選版 日本国語大辞典の解説

とどけ‐い・ず ‥いづ【届出】

〘他ダ下二〙 =とどけでる(届出)
民法(明治二九年)(1896)七七条「何れの場合に於ても之を主務官庁に届出づることを要す」

とどけ‐いで【届出】

花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中「演説会の届(トド)け出でもあり」

とどけ‐で【届出】

〘名〙 役所・学校・会社の上司などに申し出ること。届け。とどけいで。
※東京日日新聞‐明治二五年(1892)五月一二日「雑誌と雖も専ら学術、技芸、統計、広告の類に関するものは出版法により出版し大に届出の手数を省略し」
※百鬼園随筆(1933)〈内田百〉地獄の門「その印鑑は寄留地の区役所に届出がしてありますか」

とどけ‐・でる【届出】

〘他ダ下一〙 役所・学校・会社の上司などに書類または口頭で申し出る。届ける。とどけいず。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四「この部分は我の天、あの部分は彼の天と届け出る様な者だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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