出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…掌を前に向けると橈骨が外側に,尺骨が内側に互いに平行しているが,掌を後ろに向けると橈骨と尺骨とは交差する。上腕骨は上は肩甲骨と肩関節により,下は尺骨および橈骨と肘関節によって結びついている。肩関節は多軸性の球関節で人体中最も可動性が大きいが,肘関節はその主要な部分は1軸性のちょうつがい関節である。…
…たとえば手首の関節(橈骨(とうこつ)手根関節)がこれにあたる。多軸性関節とは,肩関節のように,あらゆる方向に動かすことができるほかに,軸回旋,すなわちいわゆるねじれができるものをいう。 他方,この分類とは別に,関節面の骨の形状によって関節を分類すると次のようになる。…
…前者が疼痛性筋痙縮期,後者が筋性拘縮期で凍結肩frozen shoulderと呼ばれる。 肩関節は肩甲骨の小さな関節窩(か)に球状の上腕骨頭が接続している。あらゆる方向の運動ができる反面,不安定で脱臼しやすい。…
※「肩関節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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