脱ぎ垂る(読み)ヌギタル

デジタル大辞泉 「脱ぎ垂る」の意味・読み・例文・類語

ぬぎ‐た・る【脱ぎ垂る】

[動ラ下二]着物片袖を脱いで垂らす。
直衣なほしのいと白き、紐を解きたれば―・れられ」〈・三〇二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「脱ぎ垂る」の意味・読み・例文・類語

ぬぎ‐た・る【脱垂】

  1. 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 着物の肩を脱いで片袖をたらす。
    1. [初出の実例]「偏に一の肩を袒(ヌキタレ)、右の膝を地に着け」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む