精選版 日本国語大辞典「腕が上がる」の解説
うで【腕】 が 上(あ)がる
① 技術が進歩する。上達する。
※ひかげの花(1934)〈永井荷風〉五「親兄弟の反対するのも聴かずになったやうな奴でなくっちゃ腕は上るまいて」
② 飲める酒の量が以前よりふえる。
※菊池君(1908)〈石川啄木〉二「『市ちゃんも仲々腕が上った』とか〈略〉一座は色めき立って」
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