腕が上がる(読み)ウデガアガル

精選版 日本国語大辞典 「腕が上がる」の意味・読み・例文・類語

うで【腕】 が 上(あ)がる

  1. 技術が進歩する。上達する。
    1. [初出の実例]「親兄弟の反対するのも聴かずになったやうな奴でなくっちゃ腕は上るまいて」(出典:ひかげの花(1934)〈永井荷風〉五)
  2. 飲める酒の量が以前よりふえる。
    1. [初出の実例]「『市ちゃんも仲々腕が上った』とか〈略〉一座は色めき立って」(出典:菊池君(1908)〈石川啄木〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android