腸アメーバ症(読み)ちょうあめーばしょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「腸アメーバ症」の意味・わかりやすい解説

腸アメーバ症
ちょうあめーばしょう

赤痢アメーバによる腸管感染症で、アメーバ症の代表的病態一つ

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の腸アメーバ症の言及

【赤痢】より

…最近,海外旅行者が激増し,東南アジアをはじめ発展途上国で感染,帰国後発症する者が増加する傾向にある(患者数は93年52人,94年150人)。 アメーバ赤痢は臨床上,腸アメーバ症と腸外アメーバ症に分けられる。腸アメーバ症は盲腸,上行結腸,S状結腸,直腸,横行結腸,下行結腸などに潰瘍がみられ,便は膿粘血便でイチゴゼリー状の便を排出する。…

※「腸アメーバ症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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