デジタル大辞泉 「腸管感染症」の意味・読み・例文・類語 ちょうかん‐かんせんしょう〔チヤウクワンカンセンシヤウ〕【腸管感染症】 細菌やウイルスなどの病原体が口から入り、腸内で増殖し、下痢・嘔吐おうと・発熱・腹痛などの急性症状を起こす病気。コレラ・腸チフス・パラチフス・細菌性赤痢など。飲食により引き起こされた場合は食中毒とされる。→カンピロバクター[補説]衛生環境が整備されていない途上国では、子供の死亡原因の上位を占める。日本では、O157(腸管出血性大腸菌)感染症など新興感染症の集団発生や、渡航者が持ち込む輸入感染症の増加などが問題視されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例