臆病の神おろし(読み)おくびょうのかみおろし

精選版 日本国語大辞典 「臆病の神おろし」の意味・読み・例文・類語

おくびょう【臆病】 の 神(かみ)おろし

臆病な人が神々の名をとなえて、加護を一心に祈ること。
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)四「つよいこといふて居る口のうちには、南無住吉大海神様天神様金毘羅様と臆病(ヲクビャウ)の神をろし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報