臥し転ぶ(読み)フシマロブ

デジタル大辞泉 「臥し転ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふし‐まろ・ぶ【×臥し転ぶ】

[動バ五(四)]からだを地に投げ出してころげまわる。「子供たちが雪野原に―・ぶ」

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精選版 日本国語大辞典 「臥し転ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふし‐まろ・ぶ【臥転】

  1. 〘 自動詞 バ四段活用 〙 身を投げだしてあちこちにころぶ。悲しみや喜びをおさえきれずにころげ回る。ふしころぶ。
    1. [初出の実例]「女御の君、こゑも惜しみ給はず、ふしまろび泣き給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)

ふし‐ころ・ぶ【臥転】

  1. 〘 自動詞 バ四段活用 〙ふしまろぶ(臥転)
    1. [初出の実例]「どろにふしころびて」(出典:名語記(1275)三)

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