自力門(読み)ジリキモン

精選版 日本国語大辞典 「自力門」の意味・読み・例文・類語

じりき‐もん【自力門】

  1. 〘 名詞 〙じりききょう(自力教)
    1. [初出の実例]「自力門の信者は心内の無限性を認信すれば其無限開発の疑なきに安心し」(出典:宗教哲学骸骨(1892)〈清沢満之〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の自力門の言及

【聖道門】より

…仏教諸宗の位置づけのしかた(教判)の一つとして,浄土門と対比して用いる。聖道門は知恵をみがき,煩悩を断じて聖者(しようじや)となり,この世で悟りを開こうとするもので,浄土門に対し,自力門・難行道とされる。この聖浄二門の教判は,はじめ唐の道綽(どうしやく)が《安楽集》で説いたもので,浄土教では聖道門を難証難行の教えとして退ける。…

※「自力門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む