すべて 

自由分子流(読み)じゆうぶんしりゅう(その他表記)free molecular flow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自由分子流」の意味・わかりやすい解説

自由分子流
じゆうぶんしりゅう
free molecular flow

クヌーセン流ともいう。希薄気体の流れにおいて,分子平均自由行路λが,流れの代表的な長さ L (たとえば円管を通る流れでは管の直径) に比べて非常に大きい流れをいう。このとき,クヌーセン数 K=λ/LK≫1 である。自由分子流においては,分子間の衝突は分子と物体との衝突に比べて無視できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む