自由分子流(読み)じゆうぶんしりゅう(その他表記)free molecular flow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自由分子流」の意味・わかりやすい解説

自由分子流
じゆうぶんしりゅう
free molecular flow

クヌーセン流ともいう。希薄気体の流れにおいて,分子平均自由行路λが,流れの代表的な長さ L (たとえば円管を通る流れでは管の直径) に比べて非常に大きい流れをいう。このとき,クヌーセン数 K=λ/LK≫1 である。自由分子流においては,分子間の衝突は分子と物体との衝突に比べて無視できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む