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平均自由行路 ヘイキンジユウコウロ

デジタル大辞泉の解説

へいきん‐じゆうこうろ〔‐ジイウカウロ〕【平均自由行路】

運動している気体分子が他の分子と衝突してから次に衝突するまでの間に進む距離を、すべての分子について平均した値。平均自由行程

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百科事典マイペディアの解説

平均自由行路【へいきんじゆうこうろ】

平均自由行程とも。気体分子,金属内の自由電子のように,相互に衝突しながらジグザグ運動する粒子が1回衝突してから次に衝突するまでに進む距離の平均値。標準状態の気体分子では10(-/)5cm程度である。

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世界大百科事典 第2版の解説

へいきんじゆうこうろ【平均自由行路 mean free path】

気体,液体中の分子や金属中の自由電子が他の粒子と衝突しないで自由に動ける平均的な距離。平均自由行程ともいう。平均自由行路の考え方を最初に導入したのはドイツのR.クラウジウスである。一般に,粒子が他の粒子と衝突した瞬間から,次の衝突が起こるまでに動ける距離を自由行路という。自由行路の値は,個々の粒子によって異なり,ある種の統計的分布を示す。自由行路を粒子全体に対して平均したものが平均自由行路である。粒子が平均自由行路だけ進むと,平均的に1回衝突が起こると考えてよい。

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世界大百科事典内の平均自由行路の言及

【統計力学】より

…気体内の分子が毎秒数百mの平均速度で器壁間を往復するとすれば,室内のタバコの煙がゆっくり拡散するという日常生活の経験事実に反する。この異論に答えてクラウジウスは平均自由行路の概念を導入した(1858)。分子の飛行経路を曲げる分子間衝突を無視する計算が正しいのは,分子の平均自由行路λが分子間力の有効半径aに比べて十分に長い場合であるが,λは日常生活の尺度から見れば非常に短いために拡散は遅いのである。…

※「平均自由行路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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