クヌーセン数(読み)クヌーセンすう(その他表記)Knudsen number

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クヌーセン数」の意味・わかりやすい解説

クヌーセン数
クヌーセンすう
Knudsen number

気体の流れにおいて,気体分子平均自由行路λと,流れを代表する長さ L (たとえば円管を通る流れでは管の直径) との比 Kn=λ/L をクヌーセン数という。 Kn ≪1のときは,気体を連続的な流体として取扱うことができるが,Kn が1と同程度か,またはそれ以上であるときは,気体の分子運動を考慮した希薄気体としての取扱いが必要となる。また Kn ≫1の場合は,自由分子流といい,気体分子間の衝突を分子と物体間の衝突に比べて無視することができる。

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法則の辞典 「クヌーセン数」の解説

クヌーセン数【Knudsen number】

低密度の気体の流れを表すのに用いる無次元の定数.流体の分子の平均自由行程(λ)と分子の長さ(l)の比である.記号はKnで表す.

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世界大百科事典(旧版)内のクヌーセン数の言及

【クヌーセン】より

…一方物理学の分野では,希薄な気体の流れや性質に関する研究に力を注ぎ,気体分子の運動を利用した絶対真空計(クヌーセン真空計)を作った。また,希薄気体の流れを特徴づけるクヌーセン数を定義したことでも知られる。【野崎 義行】。…

※「クヌーセン数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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