自讃毀他(読み)じさんきた

精選版 日本国語大辞典 「自讃毀他」の意味・読み・例文・類語

じさん‐きた【自賛毀他・自讚毀他】

  1. 〘 名詞 〙 自分または自分に属する人や物をほめ、それ以外のものをけなすこと。
    1. [初出の実例]「天台法華宗勝於諸宗者。拠所依経故。不自讚毀他。庶有智君子。尋経定宗也」(出典:法華秀句(821)下)
    2. 「但し汝に自讚毀他(じサンキタ)の罪障有り」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む